【退去1ヶ月前】やることリスト15選|賃貸の解約・引越し準備で失敗しないための完全ガイド

はじめに:退去準備は「段取り」が9割

こんにちは!福岡AI不動産です。

新しい生活への期待に胸を膨らませる一方で、今の部屋からの退去準備は、やるべきことが山積みで頭が痛い…と感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、引越しまで残り1ヶ月を切ると、時間はあっという間に過ぎていきます。

「あれを忘れてた!」
「もっと早くやっておけばよかった…」

退去間際にそんな後悔をしないために、最も重要なのが「正しい順番」で「計画的」にタスクをこなしていくことです。

この記事では、退去の1ヶ月前に必ずやっておくべき15のタスクを、分かりやすく「住まいの手続き編」「引越しの準備編」「各種住所変更編」の3つのカテゴリに分けて、チェックリスト形式でご紹介します。

このページをブックマークし、一つひとつ着実にチェックを入れながら、落ち着いて新生活への準備を進めていきましょう。


【住まいの手続き編】まず、ここから始めよう!

✅ 1. 管理会社・大家さんへの「解約予告」

これが全ての始まりであり、最も重要です。
ほとんどの賃貸契約では「退去の1ヶ月前までに」解約を申し出るルールになっています。これを忘れると、住んでいなくても翌月分の家賃が発生してしまうことも。

  • 確認すること:賃貸借契約書を取り出し、「解約予告期間(1ヶ月前か2ヶ月前か)」と「連絡先(管理会社か大家さんか)」、「連絡方法(電話か書面か)」を確認します。
  • やること:指定された方法で、速やかに解約の意思を伝えます。電話で一報入れた後、郵送やFAXで「解約通知書」を送るのが一般的です。

✅ 2. 電気・ガス・水道の解約・開始手続き

旧居の「停止」と、新居での「開始」の手続きを同時に進めましょう。1〜2週間前が目安です。

  • やること:検針票や明細書に記載の「お客様番号」を準備し、各社のウェブサイトや電話で手続きします。新居の情報もまとめて伝えるとスムーズです。
  • 注意点:ガスの閉栓・開栓は、立ち会いが必要な場合があります。

✅ 3. インターネットの移転・解約手続き

これも忘れがちですが、時間がかかる場合があるので早めに行動しましょう。

  • やること:現在契約しているプロバイダーに連絡し、引越しの旨を伝えます。新居で同じ会社を継続利用できるか、それとも一度解約して新規契約が必要かを確認します。
  • 注意点:新居での開通工事が必要な場合、予約が埋まっていると入居後すぐにネットが使えない「ネット難民」状態になることも。

✅ 4. 火災保険の解約・変更手続き

契約時に加入した火災保険の手続きです。

  • やること:保険会社に連絡し、引越しの旨を伝えます。契約期間が残っている場合、保険料が返還される(返戻金)ことがあります。

✅ 5. 駐車場の解約手続き

月極駐車場を別途契約している場合は、その管理会社への解約予告も忘れずに行いましょう。こちらも「1ヶ月前予告」が一般的です。

✅ 6. 退去立ち会いの日程調整

退去日に、部屋の状態を管理会社の担当者と一緒に確認する「退去立ち会い」の日程を調整します。ここで、原状回復費用の負担割合などが決まります。


【引越しの準備編】計画的にモノを減らす!

✅ 7. 引越し業者の選定・見積もり

1ヶ月前は、引越し業者を決定するのに最適なタイミングです。

  • やること:2〜3社から相見積もりを取り、料金とサービス内容を比較検討します。一括見積もりサイトを利用すると便利です。
  • ポイント:料金は、曜日(平日か土日か)や時間帯(午前か午後か)で大きく変わります。

✅ 8. 不要品の処分計画を立てる

引越しは、最大の「断捨離」のチャンスです。

  • やること:まずは「捨てるもの」「売るもの」「譲るもの」に仕分けします。
  • ポイント:フリマアプリで売るなら、出品や梱包の時間も考慮して早めに始めましょう。

✅ 9. 粗大ごみの収集申し込み

家具や家電など、大きなゴミは計画的に処分する必要があります。

  • やること(福岡市の場合)
    1. 「福岡市粗大ごみ受付センター」に電話かインターネットで申し込み、収集日、場所、料金を確認します。
    2. コンビニなどで「粗大ごみ処理券」を購入します。
    3. 収集日の朝、処理券を貼って指定の場所に出します。
  • 注意点:申し込みから収集まで1〜2週間かかることも。退去日に間に合うよう、逆算して申し込みましょう。

✅ 10. 荷造りの開始

全ての荷物を直前に詰め込むのは不可能です。まずは、普段使わないものからダンボールに詰めていきましょう。

  • やること:オフシーズンの衣類、本やCD、思い出の品などから始めるのがおすすめです。
  • ポイント:ダンボールには「内容物」と「運び込む部屋」を書いておくと、新居での荷解きが格段に楽になります。

【各種住所変更編】忘れると後で面倒!

✅ 11. 役所での転出届の提出

他の市区町村へ引っ越す場合に必要です。(同じ市区町村内の引越しなら「転居届」を引越し後に提出)

  • やること:引越しの14日前から当日までに、現住所の役所で「転出届」を提出し、「転出証明書」を受け取ります。
  • 必要なもの:本人確認書類、印鑑。

✅ 12. 郵便局への転居届の提出

旧住所に届いた郵便物を、1年間無料で新住所に転送してくれるサービスです。

  • やること:郵便局の窓口にある転居届を提出するか、インターネットの「e転居」で手続きします。

✅ 13. 携帯電話・クレジットカードなどの住所変更

各社のウェブサイトやアプリのマイページから、オンラインで手続きできることがほとんどです。リストアップして、一つひとつ確実に変更していきましょう。

✅ 14. 銀行・保険などの金融機関への住所変更

こちらも重要な手続きです。重要な書類が届かなくなるのを防ぐため、忘れずに手続きしましょう。

✅ 15. 新聞・牛乳・各種サブスクなどの住所変更・解約

定期的に配達されるサービスを契約している場合は、連絡を忘れずに。見落としがちなポイントです。


まとめ:完璧な準備が、最高の新生活への扉を開く

退去前の1ヶ月は、本当にあっという間です。
しかし、このリストに沿って一つひとつタスクを完了させていけば、焦ることなく、落ち着いて引越し当日を迎えることができます。

大変な準備期間を乗り越えた先には、素晴らしい新生活が待っています。
この記事が、そのための確かな一助となれば幸いです。もし何かお困りのことがあれば、いつでも私たち福岡AI不動産にご相談ください。

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